ブラウンはアースカラー(土や木などを連想させる色)で、自然・温もり・落ち着きなどを意味する色です。
暗い印象にならずどこか暖かみを感じる色で、外壁にブラウンを使用すると、温もりを感じさせたり、信頼感を与えたりする効果を得られます。ブラウンの外壁は、落ち着きがありとても人気があります。単色はもちろん、他の色との組み合わせも良いことからツートンカラーでもよく採用されます。
ひとくちにブラウンといっても様々な色味があるため、迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。
このページでは、おしゃれなブラウンの外壁の施工事例と、失敗しないポイントをお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてみてくださいね。
ブラウンも様々!オシャレなブラウンの外壁を考える!
さっそく過去の施工事例を参考にしながら、オシャレなブラウンの外壁をご紹介していきます。あなたの好きなおうちは見つかるでしょうか?ぜひイメージ作りにお役立てください。
ツートンカラーブラウンで穏やかな印象に
【塗装事例063】苫小牧市O邸「外壁と窓サッシの艶を調整して新築を完全再現。」
ブラウンと合わせたのは、アイボリーやベージュの明るめの色。同系色でまとまらないわけがありません。ブラウンの持つ温もりさを十分に発揮させる組み合わせです。暖かさと穏やかさを感じる仕上がりになりましたね。
単色ブラウンでモダンスタイルに
【塗装事例081】苫小牧市F邸「優しい色合いのライトブラウン✕相性抜群なブラックでモダンテイストに。」
家のデザインに合わせたブラウンの色味が日本の文化を感じるような和のテイストに仕上がっています。お庭の植物の存在感を惹き立ててくれ、全体的にまとまりがあります。これぞモダンスタイルです。
個性的なブラウンでアメリカンスタイルに
【塗装事例127】苫小牧市N邸「重厚感と高級感のあるアメリカンスタイルがレッドブラウンの人気。」
ブラウンの中でも赤みの強い色味のレッドブラウン。白いアクセントカラーにより爽やかさも演出しています。
まわりとはちょっと違うオシャレさのレッドブラウンは、アメリカンスタイルに見せたい方にオススメです。
ダークブラウンな色合いが重厚感を
【塗装事例049】白老町M邸「大地の色!ダークな茶色で安定感のある塗り替え。」
どっしりとした重めの色味が特徴のダークブラウン。黒まで強調せず、どこか暖かみを感じる印象を与えてくれます。白と組み合わせると全体を軽く見せてくれ、黒と合わせるとより重厚感が増します。組み合わせる色で印象を変えられるのは、色選びの際に有利ですよね。
明るめのトーンで海外テイストに
【塗装事例045】苫小牧市U邸「ブラウンベースでスタイリッシュにしたいならブラックが吉◎」
明るいトーンのブラウンの外壁。海外テイストに仕上がっていますよね。きっとこの色の持つイメージなのでしょう。白とも黒とも相性が良く、明るいブラウンの色味が全体を明るく見せてくれます。
落ち着きのある色味で高級感を
【塗装事例131】苫小牧市K邸「落ち着きと高級感を与えるグレージュ色とダークウッドのツートン塗装」
この色味はグレーとベージュが混じったグレージュの外壁。落ち着きのある色味が高級感のある仕上がりになっています。最近流行しているくすみカラーなので、若い人にも人気です。
ブラウンの外壁をオシャレにするコツ
外壁の色を決める時には、仕上がりのイメージを決めるとスムーズです。
「ブラウンのツートンカラーにしたい」「和テイストにしたい」「周りと違う雰囲気のブラウンにしたい」など理想のイメージを決めた上で色を選択していきます。
施工事例やまわりのおうちを参考にするとよりイメージが湧きやすいと思います。数あるブラウンの中から色を決めるには、まず自分の家のデザインに合わせたイメージ作りからです。
イメージが決まったら色選びです。ご自身のイメージにはどんなブラウンが合うのかを決めていきます。
「明るい印象にしたいから明るいブラウン」「高級っぽく見せたいから落ち着いた色味のブラウン」「まわりと違う色味のブラウンがいい」などまずは大まかな色味を決めましょう。
施工事例やまわりの家を見て、「この色にしたい!」という明確なものでも構いません。
多くの塗装会社では、外壁の色見本帳を用意していると思います。その中からコレ!という色を決めていきます。
数が多くて決めるのに迷ってしまうかと思いますが、塗装会社の方にイメージを伝えていれば色の提案をしてくれるはずですので、困った時にはプロにヒントをもらいましょう。
色見本帳を見て色を決める際には、ぜひ外に出て日当たりの良い場所と日陰の2箇所で色の確認をしてください。色味が違うように見えるはずです。それを元に自分の家の外壁の見え方も考えましょう。
ブラウンと組み合わせる色ですが、「サッシは現存の色のままにするのか、それとも塗り替えるのか。」「屋根は何色にするのか。」も考えなくてはなりません。
すでにイメージやベースカラーが決まっていることで「和テイストにしたいからサッシは黒に塗り替えよう」「このブラウンなら白のままでいい」など組み合わせる色もスムーズに決まるはずです。
ほかにも玄関ドアとの相性や、ベランダの色など考える場所はたくさんありますが、全体的に見た時にまとまりが出るようにすると失敗しません。ブラウンを使ったツートンカラーの場合にもイメージに合った組み合わせの色を決めましょう。
ブラウンは土や木といった自然の色なので汚れが目立ちにくい色ですが、色合いによっては汚れや色あせが目立ってしまう色もあります。基本的に濃い色の外壁は汚れや色あせが目立ちやすいと言われています。
その心配は、外壁に使用する塗料で解決することが出来ます。
汚れには、低汚染塗料やセルフクリーニング機能のある塗料を使うと、外壁を汚れづらくしてくれます。
色あせには、ラジカル塗料(色あせの原因である顔料が入っていない塗料)を使用することで、問題を解決してくれます。気に入った色のブラウンの外壁を、長く美しく保つには塗料にもこだわることをおすすめします。
まとめ
ここまでオシャレなブラウンの外壁の施工事例や、オシャレに仕上げるコツをお伝えしてきました。
ひとくちにブラウンと言っても、明るいブラウンから暗いブラウン・赤みのあるブラウンなどたくさんのバリエーションがありましたね。
ズバリ!ブラウンの外壁で失敗しないためには自分の好きな色を選ぶことです。
ベースカラーは外壁の大きな面積を占めるため家の印象を左右します。ご自身の納得のいく色で外壁の塗替えをしてほしいと思います。
今回ご紹介したことや施工事例を参考し、素敵なブラウンの外壁にしてくださいね。
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Sou Kikuya 男性
苫小牧市沼ノ端出身。ニックネーム「ボス」1児のパパで株式会社カラーズペイントの代表取締役。中学校卒業後すぐに塗装業界に入り、現在も塗装職人として現場で活躍中。住宅塗装は「みんなに観られる、形に残る」すなわち、作品を作るプロのアーティストです。プロとしての誇りを持っている「ボス」に塗装のことならなんでも聞いてください!