苫小牧市S様邸【外壁塗装後】

【色彩提案003】外壁塗装の「ツヤあり」「ツヤなし」の違いと「3分艶/5分艶/7分艶」について

苫小牧市S様邸【外壁塗装後】

外壁塗装で色選びをしている時に聞く、「ツヤあり」と「ツヤなし」という言葉。お客様から、どう違いがあるの?と聞かれることの多い質問です。このページでは、ツヤありとツヤなしの種類や見た目の違い、それぞれのメリット・デメリットまでご覧になっている皆様のご不明点をわかりやすく説明していきます。

ツヤ(艶)とは?

そもそもツヤとは、光沢の事。光の反射により外壁がピカピカ(ツヤツヤ)と光っていることです。

外壁塗装での仕上がりはそれぞれお客様の好みがあり、せっかくなら新築のようにピカピカにしたい!という方と、光沢がなくマットでカッコいい感じにしたい!という方で分かれます。
その外壁のツヤは、使用する塗料で見た時のツヤ感を調整できるのです。それをここからご説明します。

艶あり・艶なし塗料の種類

まずは塗料のご説明から。

外壁のピカピカとしたツヤ加減は、使用する塗料によって変わります。

外壁のツヤの種類は、各塗料を塗った壁に60度の角度から100%の光を当てたとき、反対側に100%のうち何%の光が反射したのかで5種類に分けています。


艶あり(最も光沢が強くピカピカした仕上がり。反射率70%以上)
7分艶(艶ありの次に光沢があり陽が差していない時は光沢を感じないことも。反射率約60%)
5分艶(半艶といわれ、艶あり塗料と艶なし塗料の中間。反射率約35%)
3分艶(新築時の仕上がりに近く、外壁に陽が差した時にほんの少し艶を感じる程度。反射率約15%)
艶なし(艶がほぼ無い仕上がりでマット感が出る。反射率5%以下)

艶の度合いは5種類あり、艶ありから数字が少なくなる順で光沢度も減っていきます。この艶の調整は、各メーカーが艶あり塗料に艶消し材を混ぜてつくっているため、メーカーや塗料の種類によっては艶なしの種類がない塗料もあるため確認が必要です。

艶あり塗料

『ピカピカした光沢が出る』
光沢具合は上記で説明したとおり調整できます。クリヤー塗料でも、塗った事がわかります。

『新しく塗った事がわかる』
陽があたると光沢がでて外壁が眩しく光るので、周りの人にも新しく塗ったことがわかってもらえます。

艶消し塗料

『マットな仕上がり』
ピカピカした光沢が苦手な方、落ち着いた高級感を出したいひと向け。

『風合いの変化がない』
艶あり塗料は年数が経つごとに艶が失われてしまいますが、その風合いや雰囲気の変化が少ない。

『艶あり』のメリット・デメリット

メリット

『汚れが付着しにくい』
ツヤツヤとした壁は表面がなだらかで汚れが付着しにくく、塗膜の寿命が長くなります。

『耐用年数が長い』
基本的に艶があるほど耐久性が高いと言われています。

『バリエーションがある』
艶なし塗料から比べると、たくさんのメーカーから塗料が販売されています。

デメリット

『艶は塗り替えから数年』
艶の調整をした場合、艶が2〜3年で失われてしまうと言われています。

『安っぽく見える』
これは好みの問題ですが、光沢が安っぽいと感じる方もいらっしゃいます。
デザインやカラーの組み合わせも大事になってきます。

『艶なし』のメリット・デメリット

メリット

『高級感』
落ち着きのあり高級感がある仕上がりで、洗練された雰囲気を与え、モダンで上品な印象を与えます。

『色の鮮やかさを引き立てる』

つや消し仕上げは、特に深い色や鮮やかな色を引き立てます。光が直接反射されないため、色がより鮮明に見え、豊かな色彩を楽しむことができます。

『光の反射を軽減』

つや消し塗装は、艶のある塗装と比べて光の反射を軽減します。これは、写真撮影などの場面で有用です。光の反射が少ないため、視認性が向上し、情報の伝達が容易になります。

デメリット

『汚れがつきやすい』
艶ありに比べると、表面のなだらかさが少ないため砂ぼこりや泥汚れなどが付きやすくなります。

『耐用年数が短くなる』
汚れが付着しやすく塗膜の劣化から寿命を短くしてしまうという点と、物によっては艶がある塗料に艶を消す調整材を混ぜて作るため、もともとの塗料に不純物を入れているイメージなので耐久性が低くなってしまいます。使う塗料のグレードを上げる事でカバー出来ます。

『バリエーションが少ない』
中にはツヤ消しのない塗料もあるので、
ツヤ消しにする場合は限られた選択肢から選ぶことになります。カラーも少なめです。

まとめ

艶ありの外壁はピカピカと光ってくれるため、誰が見ても塗り替えしたことがわかります。艶は2〜3年でなくなってしまうので、「後々ツヤはなくなるし、せっかくだからツヤありにする」という方が多い印象です。

艶なしの外壁は、艶あり塗料から比べると耐久性などは落ちるものの、やはりマットな見た目がカッコ良く仕上がり、その外観にこだわりを持つ方が艶なし塗料をよく採用します。

いざ自宅の外壁塗装となると、艶ありのピカピカとした光沢感、艶なしのマットな高級感。どちらも素敵で迷ってしまいますよね。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上でご自宅のデザインを考慮し、近所の家や施工事例などを参考にしながらご自身のお好みで選択されると良いと思います。


この記事を書いた人Wrote this article

Sou Kikuya

Sou Kikuya 男性

苫小牧市沼ノ端出身。ニックネーム「ボス」1児のパパで株式会社カラーズペイントの代表取締役。中学校卒業後すぐに塗装業界に入り、現在も塗装職人として現場で活躍中。住宅塗装は「みんなに観られる、形に残る」すなわち、作品を作るプロのアーティストです。プロとしての誇りを持っている「ボス」に塗装のことならなんでも聞いてください!

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